こんにちは!

代表理事の保田です。

ほとんど報道されていない新型コロナウイルスワクチンの重大な副作用があります。それは血小板減少症です。

血小板とは血液中に含まれる成分のひとつで、出血を抑える作用があります。

血小板が減少すると、全身のいたるところで出血を起こす可能性があります。重篤な場合は生命を脅かすこともあります。

血小板減少の原因となる明らかな病気や薬剤の服薬がないのにも関わらず血小板数が減少し、出血しやすくなる病気を、特発性血小板減少性紫斑病(Idiopathic thrombocytopenic purpura、以下ITP)といいます。

ウイルス感染や予防接種がきっかけとして起こる場合が多く、免疫系の異状により血小板が破壊されることが原因と考えられています。

症状としては皮膚に点状の内出血を認めたり、歯ぐきから出血したりします。

ITPを引き起こす可能性があるのは、新型コロナウイルスに対するワクチンに限りません。

インフルエンザウイルスワクチン、3種混合ワクチン、B型肝炎ワクチンなどでは、以前から血小板減少症が起こることは知られています。

そのため新型コロナウイルスワクチンンにおいても血小板減少症の出現に注意するよう訴えている専門家はいました。

シンガポールのWoodlands Health Campus 救急医療部のVrushali Saudagarはその一人です。

Irish Jounal of Medical Scienceという医学誌に発表した論文で、今後ワクチン接種が進むにつれ、皮膚や粘膜での出血や、大出血のリスクが高くなる可能性があると警鐘を鳴らしています。

2021年1月末時点で、有害事象報告システムに、ファイザー社製、モデルナ社製ワクチン接種をした後、血小板減少を起こした36例が報告されています。

BMJ(British Medical Journal)の報告でも、新型コロナウイルスワクチン接種後の血小板減少の報告例が150件あったとされています。

現在のところ、新型コロナウイルスワクチンと血小板減少の因果関係は不明とされています。

FDA(米国食品医薬品局)や米国疾病予防センターは、新型コロナウイルスワクチン接種後の血小板減少の発生率は高くないと述べています。

そんななか、アメリカのTemple Univesity HospitalのSrikrishnaV.Malayalaらが、モデルナ社製ワクチンによる副作用で血小板減少を起こしたと判断した論文を発表しました。

論文ではモデルナ社製ワクチン接種後に血小板減少を認めた60歳のアフリカ系アメリカ人男性の症例を報告しています。

この男性は、2021年月にモデルナ社製ワクチンの1回目接種を受けた2日後に、全身の脱力感、息切れ、吐き気、腹痛、全身の発疹などの症状が出現し、救急外来を受診しました。

発疹は紫斑を呈していました。紫斑とは皮膚に内出血が生じているものです。

また採血にて血小板の数が日に日に低下しているのが確認されました。

以上の経過よりITPと診断されました。

症状が突然出現したこと、過去に同様の症状がなかったこと、ワクチン接種後まもなく症状が出現したことから、ワクチン接種に関連したITPと判断されました。

 

この症例のみで新型コロナウイルスワクチンによってITPが引き起こされると断言するのは無理があると思いますが、ITPを引き起こす可能性があると認識しておくべきです。

 

またアストラゼネカ社製ワクチン接種後には血小板減少を伴う血栓症が報告されており、日本脳卒中学会、日本血栓止血学会が、『アストラゼネカ社COVID-19ワクチン接種後の血小板減少症に伴う血栓症の診断と治療の手引き』を作成しています。

 

厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討会から定期的に発表されている『副反応疑い報告の状況について』で、2021年6月27日までにおけるファイザー社製ワクチンの副反応疑い報告において、死亡として報告された事例は453件となっております。死因として心不全58例、虚血性心疾患41例、出血性脳卒中37例と心血管系に関係するものが多く含まれています。

死亡報告件数は100万人あたり17.3件となっており、決して少なくはない件数となっています。

ちなみにアメリカでは100万人あたり18.0件、英国では100万回接種あたり15.1件と、似通った件数となっております。

モデルナ社製ワクチンの死亡報告に関しては、日本では5月22日から7月2日までで2件となっておりますが、先行して行っているアメリカでは100万人あたり17.0件、英国では100万回接種あたり5.7件となっているため、日本でも今後接種が進めば死亡報告は増えると考えられます。

ワクチンに限らず、薬や手術、検査など全ての医療行為にリスクはあります。医療行為によるリスクとベネフィットを天秤にかけて、リスクの方が高いと判断すれば行うべきではありません。逆にベネフィットの方が高いと判断すれば、リスクを承知の上で医療行為は行うべきです。

今日の話はワクチンを否定するものではありません。

あまり知られていないリスクについて知ってもらうことを目的にお話しさせていただきました。

リスクとベネフィットを知り、よく考えたうえで、接種すべきか判断してください。

ちなみに僕の両親は接種して副反応なく元気にしていますが、僕は接種しない選択をしました。

理由としては、元々アレルギー体質であるのにくわえ、自家造血幹細胞移植を行っているため、ベネフィットよりリスクが高いと判断したからです。

一人一人体質や状況は異なるので、一概に接種した方がいいとも、しない方がいいとも言えません。

各々が選択するしかありません。