こんにちは!

代表理事の保田です。

 

新型コロナウイルス感染症の

流行開始から様々な調査や研究が

行われてきています。

 

当初は未知のウイルスでしたが、

現在は様々なことが分かって

きており、もはや未知のウイルス

ではなくなっています。

 

今日は現時点で分かっている

ウイルスの特性についてお話

したいと思います。

 

 

新型コロナウイルスは

空気中にエアロゾルとして

漂うと、3時間感染性が

あります。

 

紙やティッシュでも3時間

安定性があります。

 

そのほか

 

木や布に付着した場合は

2日間、

 

ガラスや紙幣では

4日間、

 

プラスティックやステンレス

で3~7日間、

 

マスクの外側では

7日間以上

 

感染性が認められます。

 

 

このことから、

不用意にあちこち触らない

ことや、マスクの表面に

触れないことが重要だと

分かるかと思います。

 

 

温度に対して

新型コロナウイルスは

 

4℃で2週間安定

 

37℃で2日間安定

 

56℃で30分安定

 

70℃で5分以内に消失

 

します。

 

つまり気温が下がるほど

安定するということです。

 

 

通常の息をしている状態と、

咳をした状態で、

排出されるウイルス量を

数理モデルで推計した結果、

 

通常の息をしているだけなら

感染のリスクは低いですが、

頻繁に咳をした場合、感染リスク

が高くなることが分かりました。

 

 

マスクによってウイルスの排出が

減ることが様々な研究で確認

されています。

 

なかでもわずかに湿らせた

マスク着用で、ほぼ完全に

ウイルスの飛沫を抑える

ことができます。

 

いっぽうマスクの代替物

(バンダナやネック・ゲイター)

ではほとんど防御にはなりません。

 

 

また眼を防御することで

マスク同様感染が減ります。

 

中国湖北省隋州市の病院に

入院した患者さんを調査した

結果、

 

近視で眼鏡を1日8時間以上

着用している人は感染しにくい

ことが分かりました。

 

 

1m以上距離をおくことで

ウイルス感染リスクが低くなり、

距離が長くなるほどに感染リスクは

低下します。

 

 

漂白剤や消毒剤によって

新型コロナウイルスは

速やかに消失します。

 

70%エタノールよりも

ポピドンヨード(イソジン)

の方がウイルスを不活化

させるので、

 

外出先ではアルコール

消毒をこころがけ、

帰宅後はイソジンでの手洗い、

うがいがおすすめです。

 

 

以上のことから

一般的に言われている

 

・マスク着用

・ソーシャルディスタンス

・消毒

 

に加え、

 

・不用意に物に触れない

・眼の防御(眼をさわらない)

・マスクの表面に触れない

・鼻をかんだティッシュは

すぐにゴミ箱に捨てる

・室温を高くする

 

なども重要であることが

分かります。

 

できる限りの予防を行って

この冬を乗り越えましょう!