こんにちは!

代表理事の保田です。

 

ガン予防で最も大切なのは

何だと思いますか?

 

食事制限でしょうか?

運動習慣でしょうか?

禁煙でしょうか?

 

どれも大切なことですが

何よりも大切なのは

ストレスを溜めないこと

です。

 

「頑張り過ぎると

ガンになる」

という言葉があるくらいです。

 

私自身、二度も悪性リンパ腫に

なった一番の原因はストレス

だったと確信しています。

 

それを裏付ける研究結果が

出ています。

 

国立がん研究センターが

ストレスとガンとの関係

を調べた結果、

 

自覚しているストレスが

高いほど、ガンになる危険性

が高いことが明らかになり

ました。

 

ガンになっていなかった

40~69歳の男女約10万人を、

20年近くに渡って追跡し、

自覚的ストレスとガン発病との

関連を調べた結果、

 

自覚的ストレスレベルが高いほど

ガンになるリスクが高くなっている

ことが明らかになりました。

 

具体的には

常に自覚的ストレスレベルが

高いグループは、

常に自覚的ストレスレベルが

低いグループに比べ、

 

ガンになるリスクが11%上昇

していました。

 

 

ストレスがガンを引き起こす

原因は、一説ではストレス

を感じることで分泌される

コルチゾールが関係していると

言われています。

 

コルチゾールは別名ストレス

ホルモンと呼ばれています。

 

ストレスや不安を感じると

コルチゾールは分泌されます。

 

このような反応は

動物であったときの名残です。

 

動物にとってストレスや不安を

感じる状況とは危険に直面

したときです。

 

そのような時に動物がとるべき

行動は、闘うか、逃げるかです。

 

いずれにせよ戦闘モードになる

必要があります。

 

この時に必要なのがコルチゾール

です。

 

コルチゾールが分泌されると

心拍数が増え、血圧や体温が

上昇します。

 

さらに筋肉でタンパク質を

分解したり、脂肪組織で脂肪を

分解したり、肝臓で糖を作ったり

することでエネルギーを生み出し

ます。

 

これだけならコルチゾールは

とても良いものに思えますが、

コルチゾールには免疫力を抑えて

しまうという反作用もあります。

 

短時間なら問題ないのですが

慢性的にストレスがかかって

しまうと、コルチゾールが

出続け免疫力が低下して

しまいます。

 

免疫力が低下すると、

はじめは疲れが抜けにくく

なったり、風邪をひきやく

なったり、熱が出たりと

いった症状だけで済みます。

 

この時点で十分な休養をとり、

ストレスをなくせれば問題

ないのですが、

 

ストレスがかかり続けると、

免疫細胞の働きが低下して

しまい、毎日体内で作り出されて

いるガン細胞を免疫細胞が処理

しきれなくなります。

 

 

その結果、ガン細胞が増え続け、

やがてガンになってしまいます。

 

 

疲れが抜けづらくなったり、

風邪をひきやすくなったり、

風邪の治りが悪くなったり、

原因不明の熱が続く場合は

危険信号だと思ってください。

 

 

ストレスが溜まっている

可能性が高いです。

 

疲れや風邪や熱は身体を強制的に

休息させるために出現します。

 

この時点で無理をせずに、

ストレスを軽減するよう

生活を改めればガンに

ならずに済みます。

 

 

それが一番のガン予防に

なります。