こんにちは!

代表理事の保田です。

 

英国のエクセター大学

(University of Exeter)の研究で、

週2時間以上自然に触れる

ことが、健康度、幸福度アップに

つながることが明らかになりました。

 

研究はイギリスで約2万人を対象に

行われ、自然と接触がなかった人と、

接触があった人を比較して行われ

ました。

 

その結果、自然との接触が週120分を

越えると健康度・幸福度は高くなり、

 

200分~300分でピークに

達することが分かりました。

 

自然環境への接触が、健康と幸福に

関連することを示す証拠が増え続けて

います。

 

緑豊かな場所に住むと、成人の

心血管疾患、肥満、糖尿病、喘息

による入院、精神的苦痛、そして

最終的には死亡可能性が

低くなることは証明されています。

 

他にも幸福度が高くなったり、

子供の出生率が高くなったり、

近視が減ったりすることも

確認されています。

 

今回の研究結果では、具体的に

どれくらいの時間自然に触れる

ことで健康や幸福に良い影響を

及ぼすかが明らかになりました。

 

なぜ自然に触れることが

良い影響を及ぼすのでしょうか

 

これには諸説ありますが、

自然環境に身を置くことで、

ストレスホルモンの分泌が

低下することや、

 

免疫細胞のひとつNK細胞の

働きが活性化することなどが

確認されており、

 

このあたりが自然が体に良い

影響を及ぼす原因だと考えられ

ています。

 

僕自身、入院生活中は院内の

花壇に植えられた草花に

とても癒されました。

 

原始の記憶が残っていて

本能的に自然を求めるのを

感じました。

 

 

当然自然に触れることで現れる

反応には個人差はありますが、

週に2時間~5時間を目安に

自然と触れる時間を確保するよう

意識しましょう。

 

1日に換算すると15分程度

です。

 

近所を散歩する、庭に出る、

観葉植物の世話をするなど

どんな形でも良いので、

ぜひ自然との触れ合いを

作るよう意識してください。