こんにちは!

代表理事の保田です。

 

脳のなかで記憶に関係する

領域を海馬といいます。

 

この海馬を構成する神経細胞が

次々に死んでしまい、海馬が小さく

なると、認知症になってしまいます。

 

神経以外の細胞は、もし死んだと

しても新しい細胞が生まれて

再生します。

 

皮ふはケガをしてもカサブタが

できて、やがて皮ふが再生

しますし、

 

骨が折れても、やがてくっついて

くれます。

 

ところが神経細胞は一度死んで

しまうと再生することがありません。

 

そのため脳梗塞や脊髄損傷の

麻痺が後遺症として残ると

考えられてきました。

 

しかし最近の研究で、

‘‘ある条件’’を満たすことで

記憶を司る神経細胞が

新たに生まれることが

分かってきました。

 

その‘‘ある条件’’とは

ズバリ【運動】です!

 

運動することで

BDNF,FGF2,IGF,VEGF

などの物質が分泌され、

 

その刺激によって

海馬にある歯状回顆粒細胞下

という場所で神経細胞が

新たに生み出されます。

 

最高齢で87歳の人でも

神経細胞が新しく生まれている

のが確認されたそうです。

 

 

ここで気になるのが

どのような運動をすると

海馬で神経細胞が生まれる

かということです。

 

現在のところ

40分の有酸素運動を

週3回、1年間続けると

海馬の体積が4%増えることが

確認されています。

 

有酸素運動とは

十分な呼吸をしながら

行う運動です。

 

散歩やジョギング、

スイミング、サイクリング

などの運動が有酸素運動に

なります。

 

有酸素運動の程度としては

心拍数は平常時の50%ほど

増えるくらいが良いです。

 

(平常時の心拍数が80回/分

であれば、80×0.5=40回

増えるので、120回/分と

なります)

 

速足で散歩するだけでも

心拍数は50%程度は増えます。

 

一方ストレッチやヨガなどの

軽い負荷の運動では、心拍数は

増えませんので、海馬の

体積は増えませんでした。

 

軽く息が弾んで、胸が

ドキドキする程度の筋力

トレーニングでも、

有酸素運動になるので、

 

在宅リハビリでも海馬の

神経細胞を新生し、

認知症を予防することが

できます。