血圧の「圧」ってなんの圧?

こんにちは!

代表理事の保田です。

 

あなたも一度は血圧を

測ったことがあるでしょう。

 

血圧は、数ある検査の中で

最も馴染みがある検査だと

思います。

 

しかしながら何をどのように

測っているのか今一つ理解

されていないようなので、

今回は血圧についておはなし

したいと思います。

 

 

まず血圧が何の圧かですが、

答えは簡単で、

「血液が血管の壁を押す圧力」

です。

 

 

心臓が収縮すると、血液が

心臓から押し出され、

全身の血管に血液が勢いよく

流れ、血管の壁が押されます。

 

ホースに水が流れる様子を

イメージすると分かりやすいと

思います。

 

この時、血管の壁が押される圧力が

血圧です。

 

さらに細かく分けると、

心臓が収縮した時の血圧を

『収縮期血圧』と呼びます。

 

収縮期血圧とは、一般的に

「血圧の上」と呼ばれるもの

です。

 

その後、収縮し終わった心臓が

拡がる時の血圧を

『拡張期血圧』と呼びます。

 

拡張期血圧とは、一般的に

「血圧の下」と呼ばれるもの

です。

 

では血圧計で血圧はどのように

測定されているのでしょうか?

 

血圧計を巻いてどんどん

締めていくと、やがて血流が

途絶えて、血管(動脈)の音が

聞こえなくなります。

 

その後血圧計を緩めていくと

血流が再開し、動脈の音が

聞こえるようになります。

 

この時の血圧計の圧が

「血圧の上=収縮期血圧」

となります。

 

さらに緩めていくと動脈の音が

聞こえなくなります。

 

この時の血圧計の圧が

「血圧の下=拡張期血圧」

となります。

 

 

では血圧計はどのように圧を

数値化しているのでしょうか?

 

血圧の単位はmmHgです。

Hgとは水銀の元素記号です。

mmは長さの単位ミリメートル

です。

 

最近はデジタルの血圧計が

主流ですが、かつては圧を

上げると水銀の目盛りが

上がる水銀計が使われて

いました。

 

水銀柱を何mm持ち上げることが

できる圧力かで血圧を測定して

いたので、mmHgという単位が

使われています。

 

例えば血圧が

128/88mmHg

だったら、

 

心臓が収縮した時、

血管が血液に押される力は、

水銀の柱を128㎜持ち上げる

力に相当し、

 

心臓が拡がりはじめた時、

血管が血液に押される力は、

水銀の柱を88mm持ち上げる

力に相当するということです。

 

 

ここで問題です!

血圧が高くなるのはどのような

時でしょうか?

 

答えは、

・血管を流れる血液が増える時

・血管の壁が硬くなった時

です。

 

血管を流れる血液が増えるのは

運動している時や、緊張している時、

塩分を摂り過ぎた時などです。

 

(※詳細は省きますが、塩分は

血管内に水を引き寄せるため、

血管を流れる血液が増えます)

 

 

いっぽう血管の壁が硬くなるのは

動脈硬化になった時です。

 

動脈硬化は喫煙、脂肪の

多い食事、運動不足などが

原因で起こります。

 

 

他にもストレスや睡眠不足が

あると、ホルモンバランスが

崩れ、血圧を上昇させます。

 

 

血圧が高い状態が続くと

心臓や腎臓、血管に負担が

かかります。

 

その結果、心不全や腎不全、

脳出血などを引き起こします。

 

いずれも命に関わる病気です。

 

高血圧を予防するには

 

・塩分、脂肪分を控える

・禁煙する

・適度な運動を心がける

・十分な睡眠をとる

・ストレス解消する

 

などが大切です。

 

 

簡単にできることから

始めてみてください。

 

血圧が高いと指摘された

ことがあるなら、デジタルで

簡単に測定できる血圧計や

腕時計もあるので、記録

すると良いでしょう。

 

前述した高血圧予防法で

改善しないようでしたら、

1日1回の内服薬で改善

できることが多いので

内科の受診を検討して

ください。