PCR陽性者が出て分かったこと

こんにちは!
代表理事の保田です。

僕が訪問診療をしているクリニックの
患者さんの担当介護士さんが
新型コロナウイルスのPCR陽性となって
しまいました。

念のためその患者さんにPCR検査を
行ったところ陽性となってしまい、
無症状ではありましたが
重症化リスクが高いため入院と
なりました。

患者さんを診察したスタッフが
濃厚接触者になるか保健所に
問い合わせたところ、介護の管轄
だからと正式な回答が得られません
でした。

万が一、スタッフが陽性者であったら
関わった患者さんや他のスタッフ、
家族など、全員が濃厚接触者となって
しまいます。

さらにその中に陽性者がいれば、
その人が関わっている全ての人が
濃厚接触者になってしまいます。

このように、もし一人感染者が出ると、
鼠算式に濃厚接触者が増えてしまいます。

そうなると医療はもちろんのこと、
社会全体が回らなくなってしまいます。

そのため濃厚接触者の定義がかなり
曖昧でゆるくなっています。

もし厳格に感染経路の追跡と
濃厚接触者への検査を行ったら、
あっという間に感染者数は増大し、
医療、社会崩壊が起こります。

それが分かっているので、
感染者が増えるのを分かったうえで
濃厚接触者を増やさない対策を

行っているわけです。

 

連日感染者数が増えていると
発表されていますが、
こんなものに何の意味もありません。

検査数が激増しているので、
感染者数が増えるのは当たり前です。

また検査を受けているのは限られた
人だけですら、発表されている
感染者数と実際の感染者数には
大きな開きがあります。

またPCR検査自体、正解率が
70%以下なのであてになりません。

専門家にお話をうかがったところ、
PCR検査を行う人の技量が求められるため、
技量が高くないと正解率はかなり低くなって
しまうそうです。

現在急激に検査数が増えているため、
技量が高くない人が検査を行っている
可能性が高いうえに、検査が雑になって
いると思われます。

そうなると正解率50%以下である
可能性が高いです。

陽性か陰性か2択の検査で
正解率50%以下では、検査を行う
意味がありません。

とはいえPCR検査が陰性ならOKという
風潮が作られてしまったので、濃厚接触者
となった医療従事者はPCR検査を受ける
必要があります。

クリニックのスタッフはPCR検査に加え、
抗体検査も行いましたがいずれも陰性
でした。

とはいえ、またいつどこで濃厚接触者に
なるか分からないので、スタッフ全員
ゴーグル・手袋、N95という特殊な
医療用感染予防マスクを着用のうえ、
診療行うことにしました。

これだけの装備をしていれば
濃厚接触者扱いにはならないと
されています。
(実際はここまでしていても感染する
可能性はあるんですが)

新型コロナウイルス感染対策は
このようにとても適当に行われて
います。

自粛要請やGo toキャンペーンの
中止ぐらいではおさまりようが
ありません。

無駄に経済に打撃を与え、感染による
死者数を上回る自殺者を出すだけです。

医療崩壊すると騒いでいますが、
毎日数万人の患者者が出ている欧米が
持ちこたえているのに、情けない話です。

今は新型コロナウイルス感染者の
受け入れをしている医療機関が限定
されているので、ひっ迫している
たけです。

病院単位で対応するのではなく、エリア
全ての医療機関が連携し、エリア全体で
ベッドコントロールすれば解決します。

感染拡大を予防する段階では、限られた
医療機関だけで対応するのが正解でしたが、
感染拡大してしまった現状では、全ての
医療機関が対応すべきです。

もちろん重症化した患者さんに対応
できる医療機関は限られていますが、
それ以外の患者さんは周辺医療機関が
受け入れるべきです。

インフルエンザウイルス感染者に対して
行っているのと同じ対応をすれば
いいのです。

はじめのインパクトと欧米の惨状に
引っ張られて、新型コロナウイルスを
特別視し過ぎです。

今、改めて冷静に現状分析を行い、
体制を整えるべきだと思います。