医療現場の現状レポート

こんにちは!

代表理事の保田です。

 

今日は医療現場の現状について

在宅医療を通してお伝えしたいと

思います。

 

先日僕が訪問診療で担当している

横浜市在住の患者さんが、38度台の

発熱に加え痰が増え呼吸が辛い状態に

なってしまいました。

 

もともと脳梗塞の後遺症により

両側マヒがあり寝たきりで、

意思疎通ができず、口からの飲食

もできない方です。

 

訪問診療ではレントゲンなどの

検査が行えないため、身体所見で

診断しなければなりません。

 

身体所見からは肺炎が疑われますが、

誤嚥による細菌性の肺炎なのか、

新型コロナウイルス感染症による

肺炎なのかは判別できません。

 

通常であれば保健所に問い合わせて

判断をあおぐところなのですが、

最近は保健所も手一杯なため、

 

問い合わせても自宅で経過を

見るように指示されてしまい

機能していません。

 

現場で判断し動くしかなくなっています。

 

 

ご家族とも相談し、可能性の高い

細菌性肺炎を疑い、まずは在宅で

抗生物質による治療を行い経過を

見ることにしました。

 

 

ところがその数時間後、痰の量が

さらに増え、呼吸困難になったとの

連絡を受け、再度往診し診察したところ

入院が必要な状態になっていました。

 

しかし近隣の病院に片っ端から

電話をして受け入れを要請しましたが、

どの病院からも拒否されました。

 

理由は新型コロナウイルス感染症の

可能性を否定できるまで個室での隔離が

必要になるが、現在満床のため受け入れ

困難とのことでした。

 

仕方なく救急隊にきてもらい広域で

受け入れ可能な病院を探してもらい、

遠方の病院に入院となりました。

 

入院後検査を行い、誤嚥による

細菌性肺炎と診断されました。

 

 

このように新型コロナウイルス感染症

以外の病気であっても入院することが

困難となっています。

 

 

 

感染予防対策も厳重に行うように

なっています。

 

訪問診療するにあたり、いつどこで

感染者と接触するか分からないため、

(診察時無症状であっても後に

感染していたことが判明する方も

出てきています)

 

常にN95という特殊なマスクと

ゴーグルなどの防護具を着用

しています。

 

 

このような現状で僕たち一人一人に

できることは、まずは自分が感染

しないよう予防に努めること、

 

ケガや病気にならないよう注意し

医療機関のお世話になることの

ないよう心がけること、

 

症状がなくても自分や周りの人は

感染しているかもしれないと考え

行動することです。

 

緊急事態宣言が出されましたが

個人的にはあまり意味がないと

思っています。

 

一度緩んだ手綱を締めなおすことは

厳重な罰則がなければ難しいです。

 

実際日中の市街地や行楽地の

人ではほとんど変化がありません。

 

行動制限による予防よりも、

免疫力を上げる予防の方が

無理なく効果的です。

 

手洗い、うがい、消毒などの予防を

行いつつ、免疫力を上げるために

適度な運動を行い、バランスの

とれた食事をし、睡眠をしっかり

とり、ストレスを溜めず心身を

健康に保つことが重要です。

 

このような予防法は

新型コロナウイルス感染予防

のみならず、ガンや高血圧、

さまざまな病気の予防にも

つながります。

 

ぜひ心がけてください。