英国の英断

こんにちは!

代表理事の保田です。

 

サッカー欧州選手権やメジャーリーグの

報道を見ると、大勢の人がマスク着用

せずに、密となっている様子が分かり

ます。

 

サッカー欧州選手権の開催国である

イギリス政府は、成人の60%が

ワクチン2回接種が終わり、

死者や重症者がそれほど

増えていないことから、

 

スタジアムの収容人数の75%に

あたる6万人を超える観客の

入場を認めました。

観客は新型コロナウイルスの検査の

陰性証明か、2週間前までにワクチン

の接種を2回受けたことの証明が

必要となっていますが、

 

証明があればマスク着用義務なしで

観戦できるようになっています。

 

イギリス政府は、新型コロナウイルスが

流行した初期から、ウイルスとの

共生路線を目指してきました。

 

サッカー欧州選手権は、イギリス政府

が興行での感染状況を確かめるための

「イベント調査プログラム」の一環と

なっています。

 

同じくイギリスで行われているテニスの

ウィンブルドン選手権も、同プログラムの

対象となっています。

 

ウィンブルドン選手権では、7月6日

からはメイン会場などで人数制限を

解除しましたが、現在のところ集団

感染などは起きていないということです。

 

 

イギリスでは、インド由来のデルタ株の

流行で若者を中心に感染者が急増して

います。

 

7月6日の新規感染者数は約2万8千人と

1月下旬以来の高水準となっています。

 

しかしワクチン接種が進み、死者や

重症者はそれほど増えていないことや、

イベント調査プログラムの結果をふまえ、

7月19日に都市封鎖を解除する予定と

しています。

 

ジャビド保健相は

 

「新型コロナウイルスのことだけを

考えては生きていけない。

他の健康問題や経済、教育の問題も

考える必要がある」

 

と述べています。

 

この考えに僕も賛成です。

 

長い広い視野で見れば、経済や教育

といった国の根幹をなすものを

破綻させてはいけません。

 

そのためには、新型コロナウイルス

感染拡大防止への対策を行いつつ、

感染拡大防止にばかり目を奪われない、

バランスのよい政策が求められます。

 

残念ながら今までのところ、

日本政府は新型コロナウイルスに

振り回され、アンバランスな政策を

行っています。

 

オリンピックの開催を優先する

あまり、新型コロナウイルスの流行

初期には海外からの渡航制限をせず、

感染を拡大させてしまい、

 

最近は感染拡大防止にばかり

目を奪われ、無意味な緊急事態

宣言の延期を繰り返し、

 

経済や教育など国の未来の礎

となるものを破綻させています。

 

10年後には国ごとの方針の差が

顕著に表れているはずです。

 

オリンピックを無事に終えた後、

永く広い視野で方針を立て直して

くれることを期待したいと思います。