機構設立に至るストーリー

突然の余命宣告・・・
私は整形外科医として公立総合病院に勤務し多忙ながらも充実した日々を過ごしていました。
当時37歳の私は、仕事の面では外科医として円熟の時期を迎え、プライベートでは二人の子宝に恵まれ、公私ともに順風満帆な日々を送っていました。
そんななか慢性的な疲労感と体調不良を感じ病院で精密検査を受けたところ、担当医から信じがたい言葉が告げられました。

「胸部に巨大な悪性腫瘍が見つかりました。余命は1ヵ月だと思います。今のうちから身辺整理をしておくように。」

突然のことに言葉を失いました。
しかし医師として、夫として、父として悲しみに暮れるわけにはいかないと思い、現実を受け入れ一度は覚悟を決めました。
ところが時間とともに残される妻や幼い子供たちの悲しみ、苦労が思い浮かんできました。

「もっと生きて守り続けたい、せめて自分の存在が子供たちの記憶に残るまでは生きたい」という強い思いが生まれてきました。そして生きるためにできることは全てやると心に決めました。

自分自身でできることはないかと考えた末に辿り着いたのがリハビリでした。

患者になることで知ったリハビリの重要性

リハビリを日々の生活に取り入れることで、心身ともにリフレッシュされ、抗がん剤の副作用が軽くなり精神的にポジティブになれるのを感じました。
また全身の血流が促され活力がみなぎり、生命力が湧き出し、自己治癒力が高まるのを感じました。

その結果、約半年の入院治療を経て、奇跡的に生還することができました。
リハビリには筋力をつけたり運動能力を上げることに加え、さまざまな効用があることを知りました。

人生を変えた在宅医療、リハビリテーション医療の世界

その後病気を通して学んだことを生かそうと思い、在宅医療、リハビリテーション医療の世界に飛び込みました。
この選択がその後の私の人生を決定づけました。
在宅医療に携わって感じたのは、患者さん一人一人とじっくり向き合い、深い絆を作ることができることの素晴らしさでした。在宅医療は日々たくさんの笑顔と感謝に包まれ過ごすことができます。
すっかり在宅の現場に魅了されてしまいました。

またリハビリテーション病院に勤務し多くの難病患者さんや脳血管障害の患者さん、慢性期の患者さんに関わることで、リハビリが身体機能の改善のみならず、病状の改善、肺炎などの合併症予防、生きがいの創造、心理的効果など様々な効用があることを知りました。

そして今後迎える高齢化社会において在宅リハビリこそ必要とされるものになると確信しました。

そして、現場で知った在宅リハビリの問題点とは…

在宅医療、リハビリ医療ともに従事したことで分かったのは、現在の医療介護システムでは多くの在宅で過ごす人たちが十分なリハビリを受けることができず、筋力、体力を衰えさせてしまい、家に閉じこもりがちになり、最終的には寝たきりになってしまっている事実でした。

病院などの医療施設で行われるリハビリは発症から時間の経過していない急性期の患者さんを対象としており、在宅で生活している慢性期の方は受けることができません。
訪問リハビリという選択肢がありますが、これは介護保険を利用して受けるサービスのため、やはり制限があります。訪問リハビリを受けられるのは介護度の高い方に限られます。

介護度の低い方でもリハビリを受けることができる選択枝としてデイサービスがあります。しかし残念ながらデイサービス等で機能訓練指導を行っている方の多くはリハビリ教育を受けていないという問題点があります。
機能訓練指導を行っている多くのかたは利用者さんの運動機能を少しでも向上させたいという強い思いを持っているにも関わらず、正しい方法を学ぶ場がないため、独学で学習し手探り状態で対応しています。非常に残念なことです。

新たな使命、在宅リハビリのエキスパートを養成

こういった問題点を解決するためには、まず理学療法士や作業療法士以外の人にも在宅リハビリを学んでもらう機会を作りたいと思いました。
そしてそれこそが私が病気になり克服したことで与えられた新たな使命だと感じました。
リハビリは国家資格者である理学療法士や作業療法士にしかできないものだと思われがちですが、在宅リハビリに関しては決してそんなことはありません。
在宅リハビリは、ポイントとノウハウさえ学べば誰でもエキスパートになることができます。

そこで在宅リハビリを習得できる講座を作りました。
機能訓練指導を担当されている方が受講すれば、今までよりも確固たる自信を持って指導できるようになり、利用者さんの運動機能が飛躍的に上がることを実感できるようになります。
利用者さんが元気になる姿を見ることは何よりもの喜びとなるはずです。

リハビリを十分に受けることができない家族や地域の方のために受講するのであれば、家族を自分の手によって健康な状態に導き絆を深めたり、地域貢献をすることができます。

全国で唯一在宅リハビリに特化した訪問マッサージ

次に訪問マッサージに着目しました。訪問マッサージは医療保険を用いるため介護度による制限なく受けることができるからです。

訪問マッサージとは国家資格者である「あん摩・マッサージ師」に居宅へ来てもらいマッサージを行ってもらうものです。実際にはマッサージ以外にも自立を促すための運動指導なども行っています。しかし残念ながらその内容は十分とは言い難いです。

しかし、もし在宅リハビリの知識や技術を身につけたあん摩・マッサージ師の方による訪問マッサージが増えれば、在宅でのリハビリを必要としている多くの人たちが救われます。
そのために在宅リハビリを行える訪問マッサージの開院、運営をサポートする講座を作りました。

当機構は全国で唯一、整形外科専門医、理学療法士、作業療法士が共同で考案した在宅リハビリを導入した訪問マッサージの開院、運営をサポートしています。他の訪問マッサージとは一線を画しています。

在宅(施設)での活動量を4倍・5倍に簡単に増やせる方法が簡単にできたらどうですか?
医師・作業療法士・理学療法士が考え出した在宅リハビリをあん摩マッサージ指圧師が身につけたらどうなりますか?まさに鬼に金棒です。

あなたが在宅リハビリの光明、救世主になれると自信を持って断言します。

住み慣れた環境で充実した生活をおくるために、全国津々浦々まで満足のいく在宅リハビリを届けるために、あん摩マッサージ指圧師が在宅リハビリを指導できるようになることが必要だと思っています。2020年までには100人の在宅医療リハビリ療法士を育成することを目指しています。

介護施設での指導も厚生労働省が推進する地域包括ケアシステムで重要な位置づけになりますので、介護業界に参入したいあん摩マッサージ指圧師をお待ちしております。

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