こんにちは、小西です。
私は週に何回か介護施設にお邪魔させて頂いているのですが先日、デイサービスの現場責任者様とお話をさせて頂いた時にこんな事が話題となりました。
そのデイサービスでは運動機能に心配のある利用者様がそんなに多くは無いそうですが、かといって全く居ないと言うわけでも無い、気になると言えば気になる状況だそうです。
それに加え、その日の利用者さんに合わせてレクリエーションやトイレの介助などをおこなったりと、いわゆる普通のデイサービスですが、スタッフさんも得意不得意の分野があると言うお話でした。
その方がおっしゃるには自身が育った施設によって得意不得意が決まっていくそうでデイサービスなどの通所でキャリアを重ねた人はレクリエーションを得意とする傾向が強くその企画力を生かしてその他の仕事をおこなうそうです。
逆に有料老人ホームなどの入居施設で自身のキャリアを重ねた人は介護能力が物凄く高くレクリエーションを得意としていなくてもおむつを替えさせたら超一級の腕前だったりするそうでスタッフによって得意分野があると言われておりました。
ちなみにその方はデイサービスで自身のキャリアを重ねて有料老人ホームに勤務された事もあるそうですが自分にはデイサービスの方が向いてると思いデイサービスに戻ってきたとおっしゃられておりました。
そんな方から見て恐らく自分たち以上に大変なのがグループホームではないでしょうかとの事でした。
入居施設なので自分たち以上に利用者さんの運動機能面に気を配る必要がありデイサービスで必要とされる介護能力やレクリエーション能力も必要とされながらも人手不足に陥っているのでかなり大変な思いをされているはずですと。
以前、グループホームの方にお話しをお伺いした事をこちらに掲載致しましたが、まさにその方と同じ様なお話でした。
運動機能訓練は必要とされながらも時間、人手、知識、技術などの理由でやりたくても出来ない問題でありながらその脅威を常に感じてはいるのかと思います。
それをレクリエーション内での運動などでカバー出来るのかそれでは足りなく、個別にプログラムを組む必要があるのかと言うのが運動機能訓練を必要とする境目なのかと感じました。
そのレクリエーションも運動機能訓練をおこなえるような企画力が問われますよね。
介護に必要な能力と言うのは1つだけではなく幾つかに分けられると思うのですが機構では現場で必要な事だけを短期集中講座でお伝えしております。
引き続き、介護施設のスタッフさんやケアマネージャーさんの様な介護関係者の方から質問やこんな事を伝えて欲しいなどのお問い合わせを受け付けておりますのでよろしくお願い致します。