こんにちは!

代表理事の保田です。

 

脳は瞬間瞬間非常に

多くの情報を処理して

います。

 

脳が受け取る情報は

1秒間に4億ビットと

言われています。

 

ビット(bit=b)とはコンピューターの

情報単位です。

 

 

 

SDカードでよく目にする

メガバイト(MB)も

ビット同様、情報単位です。

 

1MBが8,000,000ビットに

相当します。

 

ですから4億ビットは50MB

に相当します。

 

50MBは300万画素の写真を

約80枚記録できる情報量です。

 

つまり人間の脳は1秒で

写真80枚分の情報を

取り込み、処理している

わけです。

 

たった1秒でですよ!

 

もしあなたが写真80枚を

1秒で記憶してくださいと

言われたらできますか?

 

無理ですよね。

 

あなたには無理でも

あなたの脳はそれを

行っているんです。

 

 

しかしこれだけたくさんの

情報をすべて記憶しては

脳がパンクしてしまいます。

 

そこで脳は、必要な情報と

不要な情報を選別し、

必要な情報にのみフォーカスし、

記憶しています。

 

 

情報の選別を行っているのが

脳の脳幹という部分にある

 

網様体賦活系

Reticular Activating System

=RAS

 

と呼ばれるシステムです。

 

RASは神経線維が網目状に

からまって構成されているので、

網様体という名前になって

います。

 

見たり聞いたり触れたりした

情報はRASに送られ、そこで

選別されます。

 

 

 

選別する基準は

あなたの『考え方』です。

 

普段から考えているものを

RASは選び出します。

 

例えばあなたが欲しいカバンが

あるとします。

 

するとテレビや雑誌を見ていると

やたらカバンが目に付くように

なります。

 

街中を歩いていてもカバンが

目に付くようになります。

 

これがRASの能力です。

 

RASはもっと意義深いものにも

影響します。

 

例えば、あなたが

「人生は苦労の連続だ」

と考えていると、RASは

苦労に関係する情報を集めて

しまいます。

 

その結果、実際に人生は苦労の

連続になってしまいます。

 

逆にあなたが「私は幸せだ」と

考えていると、RASが幸せに

関係する情報を集めてきます。

 

その結果、あなたは幸せに向かって

いきます。

 

選び出した情報は脳で

理解、記憶され、さらに

感情を生み出し行動意欲を

起こさせます。

 

幸せと考えていれば、

幸せに関する情報が脳に記憶され、

幸せな感情が生み出せれ、

幸せな行動をとるように

なるわけです。

 

RASは上手に使えば心強い

味方になりますが、

 

使い方を間違えると

あなたを不幸な方向に

導いてしまいます。

 

例えば、新型コロナウイルス

感染症に対して怖いと考えていると、

 

『新型コロナウイルス感染症は

恐い』という情報をRASが選別し

集めてしまいます。

 

その結果、新型コロナウイルス

感染症は怖いという感情が

強化され、行動も必要以上に

恐怖にかられた行動をとって

しまいます。

 

トイレットペーパーの買い占めを

してしまうのも、恐怖にかられた

行動のひとつです。

 

そればかりではありません。

 

恐怖という感情は

ストレスホルモンを

慢性的に分泌され、

その結果免疫力が低下

してしまいます。

 

こんな時だからこそ

あなたの望むものや望むことを

書き出して、目に付く場所に

置いて、毎日見るようにして

下さい。

 

そうすることで恐怖ではなく

望むものを引き寄せるように

なります。

 

RASの特性を理解し、

その力を上手に利用し

幸せに向かって下さい。

 

RASについて動画でも説明しています↓