こんにちは、
代表理事の保田です。
運動には様々な病気や症状を
緩和させる働きがあります。
米クリーブランド・クリニックの
運動生理学者である
Christopher Travers氏によると
糖尿病などの慢性的な病気の
予防には、早歩きやサイクリング
などを週に150分行うことが効果的
だそうです。
運動することで体重を減らせる
ことはもちろんのこと、
血圧や中性脂肪を低下させる
ことができます。
血圧や中性脂肪の低下は
脳梗塞や心筋梗塞の予防にも
なります。
Travers氏によると適切な運動の
ポイントとして
・走らずに歩く
・軽い有酸素運動を選ぶ
・ゆっくりとした速度で始める
・エクササイズバンドを使用する
の4つを挙げています。
この程度の運動であれば
ご高齢者であっても取り入れる
ことが可能です。
さらに疾患ごとにお勧めの運動や
効果を以下のように提示しています。
●心臓病:定期的な有酸素運動と
インターバルトレーニング
(間欠的運動)
インターバルトレーニングの
例としては、早歩きと
普通の歩行を繰り返すなどが
あります。
●腰痛:体幹トレーニング
●関節炎:関節を支える筋肉を
強化する(身体を動かしやすくなり、
筋肉のこわばりも改善する。)
ハーフスクワットなどが
おススメです。
●糖尿病:運動をするとインスリンを
効率的に利用できるようになり、
血糖値が低下します。
●喘息:運動により発作の
コントロールが楽になります。
運動は自立を促すだけではなく
病気の予防にもなる、まさに
万能薬のようなものです。