こんにちは!
代表理事の保田です。
ご高齢者が健康でいるために
必要なことは何だと思いますか?
あなたの頭に浮かんだのは恐らく
・運動
・食事
・禁煙
などだと思います。
確かにこのようなことも
大切なんですが、最近注目
されているものがあります。
それが
「ソーシャルキャピタル」
です。
ソーシャルキャピタル
(Social Capital:以下SC)とは
直訳すると「社会関係資本」と
なります。
社会関係資本を
一言で説明すると
人々が関係を持ち、共に行動
することで培われるものです。
健康に関するSCとしては、
ボランティアや趣味の集まり
などを通して人と関りを持つ
結果、健康になるという
ものがあります。
実際に月に1回以上
ボランティアやスポーツ、
趣味などの社会参加がある
ご高齢者は、そうでない人に
比べると、
高血圧のリスクが6%減っていた
という研究結果が出ています。
他にも社会参加している人の方が、
そうでない人に比べて、
・認知症になりにくい
・日常生活動作が維持される
・うつになりにくい
・転倒しにくい
・要介護のリスクが低くなる
・生活習慣病のリスクが低くなる
といった結果が出ています。
このような結果が出たのは、
社会参加することで、自然と
体を使うことになったり
人と会話をしたりするように
なり、
その結果、体や脳、心が刺激を
受けるためだと思います。
社会参加できる場を作ることが
健康な社会を作ることに
つながるんだと思います。
今まで機構は人材育成に力を
入れてきましたが、
今後は地域のご高齢者が集まって
気軽にリハビリを行える場を
作ることも考えていきたいと
思います。