こんにちは!

代表理事の保田です。

 

先週骨粗鬆症予防には

ビタミンDが重要だと

お話しました。

 

ビタミンDは骨粗鬆症を

予防するばかりでなく

高齢者の転倒予防にも

効果があることが証明

されています。

 

以前からビタミンDと

筋力との関係性は

認められていました。

血液中のビタミンDの

濃度が高いと、それに

比例して筋力も高いことが

証明されていたからです。

 

最近の研究ではさらに

詳しいメカニズムが解明

されてきています。

 

それは筋肉にはビタミンDの

レセプター(受容体)があり、

このレセプターにビタミンDが

結合することにより、

 

筋肉中のタンパク質合成が

促進するというメカニズムです。

 

 

さらにビタミンDは脳にも

重要だということが分かって

きました。

 

米ラトガース大学環境・

生物科学大学院で、

活性型ビタミンD濃度と

認知症の関連について

調査したところ

 

認知症のグループでは、

活性型ビタミンDの

平均値がそれ以外の

グループに比べて低い

との結果がでました。

 

特にエピソード記憶力

(昨日の夕食や震災など、

自分や社会の出来事に

対する経験の記憶)や

 

遂行機能(ものごとを計画して

順序立てて行う能力)が

大きく低下していました。

 

骨粗鬆症予防、転倒予防、

認知症予防のためにビタミンD

を多く含むイワシや鮭、ウナギ

などを食べ、日光に当たりましょう。