アメリカで行われた
新型コロナウイルスに対する
ワクチン接種に関して
中間報告が発表されました。
アメリカで認可されている
ファイザー社とモデルナ社の
ワクチンに対してのみですが、
考慮事項がまとめられていたので
お伝えします。
■許可された年齢は
ファイザー:16歳以上
モデルナ:18歳以上
☆インフルエンザと違って
子供には投与できません。
■投与間隔は
ファイザー:3週間
モデルナ:1カ月
☆製造会社によって投与間隔が
異なるので、2回目の投与を
忘れてしまったり、投与間隔を
間違える可能性があります。
■ベル麻痺出現の可能性
両社のワクチンで接種後
ベル麻痺の出現が報告
されています。
※ベル麻痺とは顔面神経麻痺
の一種で、顔の片側半分の
筋力が低下する麻痺です
☆ワクチンとの因果関係は
明らかではありませんが、
起こる可能性はあると
思った方がよいでしょう。
■妊娠中、授乳中の安全性は
不明
免疫不全、自己免疫疾患の
ある場合、安全性および有効性
に関するデータはない
☆今後明らかになってくると
思われます。
■局所反応(注射した部位に
出現する腫れや痛み、赤みなど)
が80~89%起こる。
全身症状(発熱、疲労感、
頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛)
が55~83%起こる。
☆何らかの副反応は起こると
考えられます。
■アナフィラキシー反応が
報告されている。
※アナフィラキシー反応とは
アレルギー反応の重篤なもので、
じんましんに加えて血管性浮腫、
呼吸困難などが生じ、救急処置
しなければ死亡する危険性が高い。
☆過去に一度でも新型コロナ
ウイルスのワクチンでアレルギー
反応が出た場合はワクチン接種を
してはいけないことになって
います。
報告書から重要な部分を
抜き出すと以上のように
なっています。
これに加え、両社ともに
mRNAワクチンと呼ばれる種類の
ワクチンに分類されるのですが、
mRNAワクチンは私たちの遺伝子に
組み込まれる可能性があります。
遺伝子に組み込まれないよう
設計しているとのことですが
100%組み込まれないという
保証はありません。
mRNAワクチンは過去に使用
されたことのないワクチンで
あるため、未知の部分が
多いです。
このようなリスクがあることを
知ったうえで、ワクチン接種を
行うか判断してください。