こんにちは!

代表理事の保田です。

 

今週もランキングもので

いきたいと思います。

(^o^)

 

日本人が自覚している

症状のトップは

何だと思います?

 

それは痛みです。

 

体に何か異常がある際に

出現する症状の多くが

痛みなので、当たり前の

結果ですね。

 

 

痛みの中でも、筋肉や骨、

関節などの骨格系の慢性的な

痛みは日本人の15.4%にあると

報告されています。

 

骨格系の慢性的な痛みの

患者数は約2,000万人にも

及ぶとされています。

 

 

痛みの部位別では

男性の第一位は腰痛、

女性の第一位は肩こり

となっています。

 

痛みを訴える年代としては

男女ともに75-84歳で

ピークとなっています。

 

 

慢性的な痛みがあると

仕事や日常生活を送ることが

困難になり、生活の質が

低下します。

 

ひどい場合は寝たきりの

原因になり、寿命を縮める

ことにもなりかねません。

 

 

慢性的な痛みに対する治療

には、多角的に行うことが

重要だと分かってきました。

 

2010年ごろは手術や痛み止めで

治すのが一般的でしたが、

それだけでは治らない人が

多いため、ちがったアプローチが

必要だと考えられるようになって

きました。

 

 

その結果、メンタル面や

社会的問題の解決、運動療法

などを組み合わせることで

慢性的な痛みが軽減することが

分かってきました。

 

 

実はイギリスでは数十年も前から、

慢性的な痛みにはメンタル面や

社会的問題の解決が必要だと

いうことは常識になっていました。

 

 

職場や家庭での人間関係や

経済的問題を解決することで

痛みが改善することが多々

あります。

 

 

いっぽう運動療法が慢性的な

痛みの改善に有効なことは

100年以上前から知られて

おり、行動療法という

ものが行われてきました。

 

行動療法とは現在行えている

行動からはじめ、徐々に

行動の種類や量を増やしていき、

 

行動の種類や量が必ずしも

痛みを悪化させているわけでは

ないことを理解し、痛みの軽減や

活動量の増加へとつなげていく

治療法です。

 

痛みがあるからといって

動かないでいると、余計に

行動範囲が狭まってしまい、

痛みが慢性化してしまいます。

 

ストレッチのような

ことからでもいいので、

少しずつ動くことが重要です。