こんにちは!

代表理事の保田です。

 

まず初めに残念な

お知らせがあります。

 

以前より告知しておりました

2020年4月26日(日)

10:00~13:00

神奈川県横須賀市

で開催予定だった

機能訓練指導マスター講座

ですが、

 

新型コロナウイルス感染症を

警戒する声が多く聞かれるため、

大変遺憾ながら中止とすることを

決定しました。

 

私個人の意見としては、

開催しても問題ないと

考えておりました。

 

なぜならば、先日お伝え

したように、感染力、毒性ともに

インフルエンザウイルスと大差

ないため、インフルエンザ予防

レベルの感染対策さえしておけば

特に問題ないからです。

 

また、新型コロナウイルス感染症

だけ特別視されていますが、

実は報道で騒がれていないだけで、

常に感染症は人から人へ

(ときに動物から人へ)感染しており、

 

新型コロナウイルス感染症だけを

理由に中止とするのに疑問を感じて

いたからです。

 

例年特に騒ぎにならないので

知られていないだけで、

多くの感染症が流行しています。

 

日本では「感染症発生動向調査」という

ものが常に行われており、誰でも

感染症の動向を見ることができます。

 

調査対象になっている感染症は

 

一類(危険性が極めて高い)が

7種類:エボラ出血熱など

 

二類(危険性が高い)が

7種類:結核、MERSなど

 

三類(集団発生の可能性あり)が

5種類:コレラ、細菌性赤痢など

 

四類(動物、飲食物から感染)が

44種類:日本脳炎、マラリア、A型肝炎など

 

五類(国民に情報提供する必要あり)が

47種類:インフルエンザ、梅毒、

マイコプラズマ肺炎、感染性胃腸炎、

おたふく、麻しんなど

 

があります。

調査対象になっているもの

だけでも100種類を超えます。

 

 

例えば毎年流行する

マイコプラズマ肺炎(今週だけでも

186人の感染が報告されています)は

五類感染症に分類されており、

危険性は低い扱いになっています。

 

しかしマイコプラズマ肺炎の方が、

新型コロナウイルス感染症以上に

危険性は高いのです。

 

マイコプラズマ肺炎の経過について

日本呼吸器学会雑誌代44巻第9号に

埼玉県立循環器・呼吸器病センターが

報告した論文によると、

 

超重症5.5%

重症12%

呼吸不全20%

死亡3.3%

 

と新型コロナウイルス感染症

とは比べものにならないほど

重症化しやすく、死亡率も高い

です。

 

(新型コロナウイルス感染症の

武漢を除いた地域での死亡率は

わずか0.2%です)

 

マイコプラズマ肺炎は

ほんの一例にしか過ぎません。

 

新型コロナウイルス感染症

騒ぎの陰で、もっと恐ろしい

感染症が流行しているのです。

 

このような時こそ、

報道に踊らされず、

正しい情報を得て、

冷静に状況を分析し、

正しい行動をとることが

重要となります。

 

このブログをお読みになった

あなたは正しい行動をとることを

願っています。