こんにちは!

代表理事の保田です。

 

訪問診療をはじめ様々な活動で

在宅介護の現場に関わるなかで、

介護保険を用いるサービスのみでは

ニーズを満たすことが困難になって

いるのを感じています。

 

 

要介護認定を受けること自体

難しくなっていますし、

仮に要介護認定を受けられたとしても

受けられるサービスの量は足りない

ことがほとんどです。

 

 

そこで自費でサービスを受ける

システムが生まれ始めています。

 

東京都豊島区では2018年8月

からモデルケ事業として介護保険と

自費のサービスを混合して受けられる

『混合介護』が始まっています。

 

自費サービスの内容としては

 

【居宅内サービス】

・ペットの世話

・庭の掃除

・話し相手

・本人と一緒に食事をする

・電子機器の操作確認

・書類の確認、分別

・日用品以外の買い物

・同居家族分の家事

 

【居宅外サービス】

・買い物への同行

・趣味への同行

・お墓参りへの同行

・お見舞いへの同行

・日用品以外の買い物同行

・病院内介助

 

など、従来の介護保険サービス

では対応できないサービスにも

対応可能となっています。

 

料金体系としては

事業所ごとに異なりますが

1時間あたり¥2,500~¥3,600

となっています。

 

 

しかし自費サービスには

金銭的に余裕のある方しか

利用できなかったり、

もっと様々なニーズに答えられる

ようにする必要があるなどの

問題点はあります。

 

 

しかし今後さらに介護保険を

利用して受けられるサービスに

限りが出てくることを考えると

需要は高まっていくと思われ

ます。

 

 

同様のことはリハビリにも

言えます。

 

医療保険、介護保険などの公的

サービスだけでは十分なリハビリを

受けることができなくなっています。

 

 

今後リハビリや介護予防は、

フィットネスジムのように

自費で受けるのが当たり前に

なる必要があるのではないで

しょうか。