こんにちは!

代表理事の保田です。

 

今日は先週告知した

【機能訓練指導マスター講座】

の続報があります。

 

半日コースとなる講座ですが、

こちらの受講料、通常¥5,000の

ところを先着10名に限り

10%OFFの¥4,500とします!

 

早い者勝ちなのでご興味のある方は

お早めにお申し込みください。

 

日時:2020年4月26日(日)

10:00~13:00

場所:神奈川県横須賀市

 

対象:機能訓練指導員はじめ

機能訓練を基礎から

しっかり学びたい方

詳しくはこちら

↓↓↓↓↓↓↓

https://senryaku7step.kenko-sosei.com/lp/master

 

受講すれば機能訓練を基礎から

しっかりマスターできる内容に

なっています。

楽しみにお待ちください!

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ここからが本題です。

 

ご高齢者や障害をおもちの方が

転んで骨折をすると、その後

大変な状態になります。

 

歩けなくなるのはもちろんですが、

全身に様々な悪影響が出ます。

 

骨折をすることで骨折した骨から

大量の内出血が起こります。

骨盤や大腿骨の骨折であれば

トータルで数リットルにも及ぶ

大出血を起こします。

 

その結果、貧血になりますし、

心臓や腎臓など大切な内臓にも

負担がかかります。

心不全や腎不全になることも

あります。

 

また動くことができないため

腸の動きが悪くなり、便秘や

腸閉塞、虚血性腸炎などに

なることも多いです。

 

動けないことのデメリットは

他にもあります。

 

食欲が落ちますし、体力も低下

します。

寝た状態で飲食するため、気管に

飲食物が流れ込んで肺炎を起こす

ことも多々あります。

 

足を動かしていないことで

血管に血の塊(血栓)ができ、

血栓が脳や肺に飛んで脳梗塞や

肺梗塞になることもあります。

 

場合によっては生命の危機に陥る

ことがあります。

 

以前もお話ししたことがありますが、

ガンになるよりも骨折をした方が

寿命が短くなるというデータが

出ているほどです。

 

 

そこで骨折予防のために

骨粗しょう症を治療することが

重要になっています。

 

 

骨粗しょう症治療には

大きく分けて

・生活習慣改善

・薬物療法

の二つがあります。

 

生活習慣改善は

 

・ビタミンDを含んだ食品を摂取

(魚類やキノコ類など)

 

・ビタミンKを含んだ食品を摂取

(納豆、鶏もも肉、ホウレンソウ、

小松菜、モロヘイヤ、キャベツなど)

 

・日光に1日20分以上

当たるようにする

(手や足を窓越しに日に当てる

だけでも効果あり)

 

・足に体重をかける運動を心がける

(ウォーキングや踏み台昇降運動、

縄跳びなど)

 

だけで十分です。

 

 

薬物療法は様々な薬剤が

開発され、使用されています。

 

主なものに

 

・骨を破壊する破骨細胞の働きを

抑えるもの

(カルシトニン製剤、

ビスフォスフォネート製剤、

抗RANKLEモノクローナル抗体など)

 

・骨の形成を促進するもの

(副甲状腺ホルモン製剤)

 

・腸からのカルシウム吸収と

副甲状腺ホルモンの分泌を促すもの

(活性型ビタミンD3製剤)

 

・女性ホルモンと同じ作用を骨に

対して発現し、閉経後の

骨粗しょう症治療に使用するもの

(選択的エストロゲン受容体

モジュレーター)

 

・骨の形成を促進し、かつ骨の吸収を

抑制するもの

(抗スクレロスチン抗体)

 

があります。

 

 

これらの薬剤のなかで中核を

成してきたのが

ビスフォスフォネート製剤

なのですが、

 

最近ビスフォスフォネート製剤を

使用している人に、大きな問題が

生じていることが分かってきました。

 

少し長くなるので、この問題に

関しては次回説明しますね。