こんにちは!

代表理事の保田です。

 

あなたは今までに一度は

腰痛を経験しがことが

あるのではないでしょうか。

 

あなたが経験していなくても

家族や友人が経験したという

話を聞いたことがあるはずです。

 

腰痛は日本で最も訴えが多い

症状となっています。

 

僕も腰痛で1週間寝たきりに

なった経験があります。

 

アメリカでは人口の8割

が腰痛を経験しており、

医療費が最もかかる疾患と

なっています。

 

そんな腰痛を早く治すには

リハビリテーションが有効

であることが、

 

米国ユタ州ソルトレイクシティで

実施された研究で、明らかに

なりました。

 

腰痛に対して

 

・早期にリハビリテーションを

行った人たち

 

・通常の治療(薬や注射による治療)を

行った人たち

 

の4週間後の状態を比較したところ、

早期にリハビリテーションを行った

人たちの方が大きく改善していました。

 

 

腰痛に対して一般的には

薬や注射などの治療を行います。

 

その後、症状がなかなか改善しない

人に対して、リハビリテーションが

行われます。

 

 

このような段階的な手順では

リハビリテーションの開始が

遅くなってしまいます。

 

 

リハビリテーションは

治療が終了した後に開始する

ものだという考えがいまだに

根強く残っていますが、

それは大きな間違いです。

 

 

早く始めるほど効果が表れます。

 

 

手術後のリハビリテーションに

おていも同じことが言えます。

 

僕が医者になったころは、痛みや

傷の状態が落ち着いてから開始

するのが常識でした。

 

そうなるとリハビリテーションの

開始は手術後2週間以降になって

しまいます。

 

2週間もリハビリテーションを

行っていないと、当然のことながら

筋力も体力も落ちてしまいます。

 

そればかりではありません。

 

血栓と呼ばれる血の塊が血管に

できてしまい、脳梗塞や肺梗塞

などの命に関わる合併症を起こし

やすくなってしまいます。

 

 

そこで最近は手術の翌日から

リハビリテーションを

開始するようになっています。

 

 

腰痛に対しても同様のことが

言えます。

 

痛いからと言って安静にしていると

腰を支える筋肉が落ちてしまい、

腰痛が長引いてしまいます。

 

また動かすことへの恐怖心が

脳に記憶されてしまい、なかなか

動くことができなくなります。

 

 

逆に早い段階からリハビリテーションを

行うことで、筋力の低下を防ぎ、

恐怖心を芽生えさせずに済みます。

 

あなたも腰痛になったときは

リハビリテーションを早くから

行うよう心がけてくださいね!